ネットワークカメラの配線を100m以上引っ張る場合に活用できるリピーターを紹介

この記事は電源を必要としないリピーターについて紹介します。

工事下請けも対応させていただいているセキュリティ(防犯)プランナーの「あゆつば」です。営業マンですが、工事知識もあるのが自分の「売り」です!

さて今回ご紹介するのは、ネットワークカメラの配線距離を延長できる機器について

この機器を1つ間に挟むことで、200mまでLAN配線を延長できます。そして、使い勝手が良いのが「電源を必要としない」点です。

この電源を必要としないという点が魅力的なんです。

型番:JPX201

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では、早速この機器の紹介を始めていきましょう。

目次

ネットワークカメラの配線距離について

まず、おさらいとしてネットワークカメラの配線距離は100mと決まっています。※一般的なネットワークカメラ

100m以上の配線が必要な場合、100m間隔で必ず電源付きのHUB(ネットワークハブ)に接続する必要があります。

図で説明するとこんなイメージです。

リピーターは電源を必要としないため、施工がとても楽です。

リピーターはコンパクトで施工しやすい!

LAN配線が100mを超える長距離配線工事の場合、途中で電源(コンセント)があることはまずありません。

例えば、工場の外周やゴルフ場の広い敷地内を配線する場合、都合よく電源が見つかることは稀です。

そのため、電源を必要としないリピーターはとても重宝します。

それにリピーター自体は、とてもコンパクトでボックス内に収納することも可能です。

実際に導入して、ボックス内に設置した写真はコチラとなります。

実際にボックス内に設置した写真

上記の写真は、冷蔵倉庫の外周にネットワークカメラを設置させていただき、架空線で配線を行い、途中でリピーターを挟んで配線距離を延長させました。

たしかカメラから録画機まで180mくらいLAN配線を行いました。

映像は問題なく出ており、ネットワークカメラ特有の遅延に関しても特に問題ないレベルでした。

リピーター使用時の注意点

リピーターを使用するとき、注意点としては

INとOUTと書かれた挿し込み口があり、INと書かれた側にカメラからのLANを、OUTと書かれた側は録画機やPoEハブへと向かうLANを挿し込みます。

まあ、間違えても壊れることはありません。ただカメラの通信が取れないだけなので、通信が取れないようであれば、挿し込みを逆にして試してみてください。

では、この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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